内容情報
[日販商品データベースより]
[日販商品データベースより]
「キノはどうして旅を続けているの？」 「ボクはね、たまに自分がどうしようもない、愚かで矮小な奴ではないか？ ものすごく汚い人間ではないか？ なぜだかよく分からないけど、そう感じる時があるんだ……でもそんな時は必ず、それ以外のもの、例えば世界とか、他の人間の生き方とかが、全て美しく、素敵なものの様に感じるんだ。とても、愛しく思えるんだよ……。ボクは、それらをもっともっと知りたくて、そのために旅をしている様な気がする」 ―――短編連作の形で綴られる人間キノと言葉を話す二輪車エルメスの旅の話。今までにない新感覚ノベルが登場！
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
ユーザーレビュー （2件、平均スコア：5）
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
-
ＨｏｎｙａＣｌｕｂ．ｃｏｍアンケート
-
「夏の文庫2015」レビューコメント
このシリーズはどの巻短も好きです。編集なので気軽に読め、これから本を読んでみようという人にもお勧めです。シュールで独特な世界観は嵌るとやみつきになります。私個人の一番のお気に入りポイントはあとがきです。他ではなかなか見られない試行錯誤の試みがいい味をだしています。(melon／女性／30代)
-
８３
-
深い
短編なのに深い。時雨沢さんのあとがきの原点でもあります。（？）
のマークが目印です。
