[BOOKデータベースより]
『仁義なき戦い』における笠原和夫の脚本は、一つ一つのセリフに至るまで完璧に研ぎ澄まされた感があり、掛け値なしの傑作として世評名高い。おのずと全篇にわたって名セリフ・名言が散りばめられて、その宝庫といっていいシナリオとなっている。プロデューサーの日下部五朗も、「広島弁のシェイクスピアといった感のあるセリフ」と評したうえで、「あれだけ下品な言葉遣いを芸術にまで持ちあげた脚本」と、最大級の賛辞を贈っているのだ。
第1章 『仁義なき戦い』を作った男たち
第2章 どスケベな男たち
第3章 何度でも甦る男たち
第4章 下剋上な男たち
第5章 ズルワルな男たち
第6章 筋を通そうとする男たち
第7章 人間百貨店としての『仁義なき戦い』
第8章 実在した男たち
第9章 『仁義の墓場』と深作欣二
全篇にわたって名セリフ・名言が散りばめられている、日本ヤクザ映画史に残る金字塔「仁義なき戦い」。その分析を通じて、現代日本人が忘れてしまった“肉食的生き方”とは何かを考察する。
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日本ヤクザ映画史に残る金字塔「仁義なき戦い」の分析を通じて、現代日本人が忘れてしまった“肉食的生き方”とは何かを考察する。