[BOOKデータベースより]
十八世紀農業革命以前、西洋の食の中心は肉ではなく魚であり、中世盛期のキリスト教社会では、一年の半分を魚を食べて過ごした。その魚への巨大な需要が、遠く海を越える航海を、漁猟と保存の技術革新を、都市の殷賑を、自由と独立の精神を、ヨーロッパ近代をもたらした。ニシンがハンザとオランダの繁栄を築き、塩ダラが大航海時代の幕を開けた。魚で見る世界史!
第1章 魚と信仰
第2章 フィッシュ・デイの政治経済学
第3章 ニシンとハンザ、オランダ
第4章 海は空気と同じように自由なのか?
第5章 タラから始まる世界史
第6章 タラの漁師は自由にする
第7章 魚はどんなふうに料理されたのか?
オランダはニシンの骨の上に繁栄を享受し、大航海時代は塩ダラによって幕が上がった。都市の殷賑を、航海の新局面を、自由の精神を、ヨーロッパの近代をもたらしたのは、魚である。魚で見る世界史。
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オランダはニシンの骨の上に殷賑を極め、大航海時代は干しダラによって可能となった。牛肉ではなく魚がつくったユニークな世界史。