[BOOKデータベースより]
一九四九年、中国・山西省でまだ日本兵たちは戦っていた。彼らだけではない。帰国した大本営参謀、軍人や児玉誉士夫らは、「理想」の実現を諦めずに戦い続けていたのである。ある者はアメリカと手を結んで反共活動に身を捧げ、ある者は日本軍復活のために奔走し、ある者は政界工作に突き進んだ。その活動はいつしか、東アジア全体へと波及していく。CIA文書など発掘資料をふんだんに使いながら描く、戦後の裏面史。
第1章 敗れざる者たち―一枚目の絵
第2章 国民党の参謀となった大本営参謀―二枚目の絵
第3章 国防再建と秘密機関―三枚目の絵
第4章 国粋主義者たちの祖国再建―四枚目の絵
第5章 「国際義勇軍」と警察予備隊―大きな絵
第6章 宇垣派を分裂させた朝鮮戦争―分かれていく絵
第7章 遠ざかっていく自立自衛―絵にならなかった絵
第8章 しのびよる戦後―フェードアウトする絵
敗戦後も、大本営参謀、軍人、児玉誉士夫らは「理想」のために戦い続けていた。反共活動、インテリジェンス工作、政界工作…。CIA文書など発掘資料をふんだんに使いながら描く、戦後の裏面史。
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陸軍大将、大本営参謀、大物政商……「この国を守る」ために戦い続けた男たちがいた。秘密文書をもとに描く戦後の裏面史。