- イスラム中国への抵抗論理
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- 価格
- 947円(本体861円+税)
- 発行年月
- 2014年06月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784781650319
[BOOKデータベースより]
中国共産党による弾圧と植民地化。民族独立をめざす新彊ウイグル人の抗いは、旧ソ連中央アジア諸国の影響やイスラム過激派の思惑と絡まり合いながら近年ますます過激化し、中国共産党一党独裁体制への脅威となりつつある。現代イスラム政治研究の第一人者が、現地取材により、中国が内包する知られざる少数民族弾圧の実態をつまびらかにする。
第1章 中国共産党、少数民族弾圧の実態
第2章 ウイグル人の誇り
第3章 中国政府とウイグル人の対立構図
第4章 チベット弾圧との比較
第5章 中央アジアとウイグル独立派
第6章 中国によるウイグル包囲網
第7章 中国共産党のリスク
第8章 ウイグル民族問題の背景としての中国の危機
超大国化する中国において暴動とテロが相次ぐ新疆ウイグル自治区。漢民族による強制移住と植民地化、中国東部との経済格差増大、過酷な人権抑圧により、チベットに並ぶ分離志向を強める地域だ。民族独立をめざす新疆ウイグル人の抗いは、旧ソ連中央アジア諸国の影響、イスラム過激派の思惑と絡まり合いながら近年ますます過激化し、中国共産党一党独裁体制への脅威となりつつある。現代イスラム政治研究の第一人者が、現地取材により、中国が内包する知られざるイスラム問題をつまびらかにする。
現代イスラム政治研究の第一人者が、現地取材により知られざる中国が内包するイスラム問題をつまびらかにする。