[BOOKデータベースより]
第2次世界大戦の敗北により、人心・国土とも荒廃したドイツ。その復興を担ったのが、73歳で首相に就任、14年間その座にあったアデナウアーである。戦前、ケルン市長として活躍した彼だが、ナチに迫害され引退。戦後、保守政党を率い、「復古」「反動」のレッテルを貼られながらも、常に自国のナショナリズムを懐疑し、米仏などとの「西側結合」に邁進、ユダヤ人との「和解」にも挑んだ。「国父」と呼ばれる保守政治家の生涯。
序章 ドイツとアデナウアー―「西欧化」の推進者
第1章 「破局の時代」のなかで―第二帝政からナチ体制まで
第2章 占領と分断―第二次世界大戦後の四年間
第3章 アデナウアー外交の展開―「西側結合」の模索
第4章 「宰相民主主義」の時代―一九四九〜六三年
終章 アデナウアー政治の遺産
ヒトラー後の人心・国土とも荒廃したドイツを建て直し、米仏との協調、ユダヤ人との和解を推進。73歳で首相に就任し、14年間その座にあった「国父」と呼ばれる保守政治家、アデナウアーの生涯。
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ヒトラー後の人心・国土とも荒廃したドイツを建て直し、米仏との協調、ユダヤ人との和解を推進。「国父」と呼ばれる保守政治家の生涯。