- 平和研究入門
-
- 価格
- 2,530円(本体2,300円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784872594744
[BOOKデータベースより]
1 直接的暴力に抗う(近代日本における「兵士」の誕生―兵営内教育と戦場での兵士;大阪大学に残る戦争遺跡;連合国占領軍の事故・犯罪による人身被害;朝鮮半島の戦争と平和;イスラエル/パレスチナ問題とは何か―故郷からの追放と占領下の生活;ドイツに見る「過去の克服」と歴史和解)
2 構造的暴力の洞察(平和を脅かす格差・貧困社会化;ハンセン病の歴史と近代大阪;遊牧の原理と核燃料サイクル―モンゴルのゴビ砂漠で生じた矛盾;無知の傲慢―暴走する核エネルギー利用;世界社会フォーラム―グローバルな構造的暴力に立ち向かう試み;人間性の起源と暴力の克服)
3 文化的暴力の克服(法による平和の探求とその現状;戦争のための歴史、平和のための歴史―東アジア諸国民の相互理解を阻むものは何か?;戦争は日本文学にどのように描かれたか;社会問題・社会病理としての学校―保護者間トラブル―教師の労働の特殊性に起因する苦しさ;エラスムスの平和論;多文化社会における他者理解の課題)
3・11をへて時代背景は一変し,日本の安全保障
にも多くの課題がはらまれている.平和を構想す
るのにいかなる準備が必要か,鋭意編集を進め
る.T・直接的暴力に抗う,U・構造的暴力への
洞察,V・文化的暴力の克服の3部から成り,価
値志向性,学際性,学問的主体性を特色とする.
戦争にまつわる暴力だけでなく,貧困や差別,公
害など人間の生活を脅かす現象も平和研究の積極
的な対象に据える.
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