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- マーニー教
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再発見された古代の信仰
Manichaeism.青土社
ニコラス・J.ベーカー・ブライアン 青木健(宗教学)- 価格
- 2,860円(本体2,600円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784791767724
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[BOOKデータベースより]
イエス・キリストを教義の枢要な地位におくマーニー教は、ゾロアスターや仏教の要素を接取しつつ東西に拡散、「真のキリスト教」との自認のもとに一時は全ローマをマーニー化する勢いをしめしたが、その教勢も今日までにほぼ消滅、真の姿はいまだベールをかぶったままだ。後に「異端=マーニーの残党」とイメージされるほどの恐怖をキリスト教会に植え付けたマーニー教とはいかなる宗教だったのか?この古代の魅力的な宗教についてグノーシス研究の立場から考察し紹介する、絶好の入門書。
第1章 マーニー教の再発見―論争と資料(新旧の論争;「他者」としてのマーニー教 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 マーニーの「多様な」生涯(マーニー教のアイデンティティー形成における宗教的伝記;マーニーは不可知か? ほか)
第3章 マーニー教神学(1)―神学と文献(文献的使徒マーニー;「全ての秘義を青銅の碑版に記せ」―マーニーの福音の永続化 ほか)
第4章 マーニー教神学(2)―宇宙、祈祷、教会(マーニーの神話と聖職者;「不完全な序盤、弛緩した中盤、退屈な終盤」―神話の語り部マーニー ほか)
キリストの敵か、真のキリスト教か。「異端=マーニーの残党」とイメージされるほどの根源的な恐怖をキリスト教会に植え付けたマーニー教とはどんな宗教だったのか。この古代の魅力的な宗教について考察、紹介する。