- 心理療法における「私」との出会い
-
心理療法・表現療法の本質を問い直す
京大心理臨床シリーズ 10
- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2014年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784422113708
[BOOKデータベースより]
第1章 心理療法における主体(心理療法における『私』性と『固有』性―あるいは河合隼雄の「『私』の心理学」;ユングの自我体験 ほか)
第2章 セラピストのまなざし(心理臨床における見立て―出会いと主体の生成をめぐって;逆転移概念の批判的検討―治療者の省察のために ほか)
第3章 表現における「主体」と「関係」(プレイセラピーにおける解釈と洞察―潜在的な関係性知識に向けて;「私」のリズムと表現―瞬間の関係性としての前言語的表現 ほか)
第4章 事例研究(「私」の凝固と溶解―クライエントとセラピストの交錯するところ;「人の悪口が勝手に浮かんでくる」と訴えた統合失調症青年との面接過程―統合失調症における自他の成立、および主体定立の試みという観点から ほか)
一人ひとりのセラピストがクライエントとの心のいとなみを見直すことを通じて心理療法の本質を問い直すことを目的とする書。「心理療法における主体」「セラピストのまなざし」「事例研究」など、4章で構成。
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本書は、一人ひとりのセラピストがクライエントとの心のいとなみを見直すことを通じて心理療法の本質を問い直すことを目的とする。第一章は、クライエントとセラピストの関係における主体をめぐる論考、第二章は主体を捉えようとするセラピストの視点や姿勢にまつわる論考、第三章は心理療法的主体の表現へのアプローチにまつわる論考、そして第四章は捉えがたき主体へのアプローチについての事例を通じた論考が展開されている。