- 近代国家の形成とエスニシティ
-
比較史的研究
青山学院大学総合研究所叢書
- 価格
- 3,850円(本体3,500円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784326200535
[BOOKデータベースより]
ナショナリズムは近代の産物なのか。“前近代のネイション”から連続するものなのか。アジアからヨーロッパ、南米をたどる歴史学の試み。
第1章 日本近代国家創設期における「ネイション」像の相剋
第2章 日本人の「武」の自意識
第3章 「地狭人稠」と「地曠人稀」―宋朝疆域の土地人口比率のイメージ
第4章 フランス中世における国家とネイションの形成
第5章 フランス現代思想における「国家」批判―ミシェル・フーコーを中心として
第6章 二〇世紀アイルランド詩に見るエスニシティの意識とその脱歴史化―詩人W.B.イェイツの独立運動・内乱・文学
第7章 スペイン帝国とネイション形成―植民地期メキシコ先住民の経験を中心に
歴史的に蓄積されてきた「エスニシティ」は、近代国家形成の過程でどのように変容し、そのイデオロギー的基盤となったのか。アジアから、ヨーロッパ、中南米までを具体例に取り上げて、問題の所在を探る。
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歴史的に蓄積されてきた「エスニシティ」は、近代国家形成の過程でどのように変容し、そのイデオロギー的基盤となったのか。アジア(日本・中国)から、ヨーロッパ(フランス・イギリス)、中南米(メキシコ)までを具体例に取り上げて、問題の所在を探る。