日米における政教分離と「良心の自由」

Ｍｉｎｅｒｖａ人文・社会科学叢書　１９６

ミネルヴァ書房
和田守　

• 価格: 6,600円（本体6,000円＋税）
• 発行年月: 2014年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784623070497

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本とアメリカにおける政教分離はいかなるものか。そして国家と教会（宗教団体）の関係、政治と宗教の関係、歴史の中の起源と現代的課題とは。本書では、とりわけ信教の自由・良心の自由に関して、政治理論、政治文化論、アメリカ文化史・宗教史、日米関係論、日本政治思想史研究といった多角的アプローチから、日本とアメリカの政教分離の実態を解明する。

政教分離と信教の自由をめぐって
第１部　宗教と政治のあいだ（アメリカ植民地時代の宗教と政治―マサチューセッツとコネチカット；初期アメリカにおける政教分離―マサチューセッツを中心に；神話と現実―合衆国における政教分離；近代日本における政教分離―国家神道体制と信教の自由）
第２部　政教分離の展開（アメリカのクリスマス―政教分離の問題；アメリカの移民政策と“ＷＡＳＰ”―見えざる「国体」をめぐって；天皇制国家と信教の自由―立憲政治の展開を通して）
第３部　宗教と政治の現在（「宗教と政治」の現在―政治理論の視点から；カナダに独自な政教分離の試み―憲法と教育制度；戦後日本の政教分離と靖国問題）

[日販商品データベースより]

日本とアメリカにおける政教分離はいかなるものか。そして国家と教会の関係、政治と宗教の関係、歴史の中の起源とは。とりわけ信教の自由・良心の自由に関して、日本とアメリカの政教分離の実態を解明する。