[BOOKデータベースより]
西洋は常に世界の覇者だったわけではない。5世紀半ばから1200年もの間、アジアは紛れもなく文明の最先端を走っていた。下巻はこの東洋の時代から始まる。ではなぜ中国で産業革命は起こらなかったのか。これまで幾度となく問われてきたこの問いに、著者は大胆で独創的な答えを用意する。そしてあらゆる文明が停滞と衰退を免れないとしたら、何がそれを打ち破る契機となるのかと問い返す。今日の文明世界は次なる革新を迎えることができるのか―。「2103年、西洋文明が終わりを迎える」。その衝撃の未来図を明晰な論理によって導き出す。歴史書の金字塔。
2 興亡―文明隆盛と衰退の法則(承前)(東洋の時代;世界へ向かう;西洋が追いつく;西洋の時代)
3 未来―歴史が指し示すもの(なぜ西洋が支配しているのか…;…今のところは)
文明はなぜ衰退するか。圧倒的スケールで東西の歴史を俯瞰した時見えてきたものとは。スタンフォードの歴史学者が、西洋終焉の未来図を明晰な論理で描きだす。〈受賞情報〉アメリカペンクラブ賞ノンフィクション部門
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いかなる文明も衰退を免れ得ない。二一〇三年、西洋文明は終わる。なぜか? 従来の文明論の枠組を大きくに超え、歴史学者が衝撃の未来図を明晰な論理で描き出す。