革命キューバの民族誌

非常な日常を生きる人びと

人文書院
田沼幸子　

• 価格: 6,600円（本体6,000円＋税）
• 発行年月: 2014年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784409530467

内容情報

[BOOKデータベースより]

世界の希望であった革命キューバ―社会主義革命の理想と現実を、「普通の人びと」はどう受けとめてきたのか。現地で暮らした人類学者が描く、等身大のキューバの姿。

第１章　「新しい人間」をつくる―フィデルとチェの理想と現実
第２章　同志たちの愛と友情―創設フィクションしてのキューバ革命
第３章　平和時の非常期間―ソ連なきあとの非常な日常
第４章　ポスト・ユートピアのアイロニー
第５章　ディアスポラとしての「新しい人間」―『キューバ・センチメンタル』とその後
第６章　アイロニカルな希望

[日販商品データベースより]

世界中の植民地、知識人、左翼から夢と希望と目された１９５９年の革命から半世紀以上。社会主義革命の理想と現実を、「普通の人びと」はどう受けとめてきたのか。現地で暮らした人類学者が描く、等身大のキューバ。