- 境界を生きるシングルたち
-
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2014年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784409530450
[BOOKデータベースより]
1 孤独の意味(ひとりから見るイタリアの町―町への帰属意識の再考に向けて;孤独への道程―フィンランドの独居高齢者の社会生活と在宅介護;性的欲望・性行動・性的アイデンティティのずれと「孤立」―日本における同性愛の事例から;パプアニューギニアのシングル単位論序説―ワンピスの可能性/不可能性をめぐって)
2 制度の隙間で(「もてない」と「もて社会」―ニューギニア男性の民族誌から;サウディアラビアにおける社会の紐帯と個の遊離―結婚、ミスヤール、そしてシングル;江戸時代農民社会のシングル―その生存可能性)
3 異分子としてのシングル(「独身者」批判の論理と心理―明治から戦時期の出版物をとおして;現代インドにおける女性に対する暴力;独身/既婚兵士の男性性―一九世紀の植民地インドにおける英国人兵士を事例として)
4 シングルの選択(移動するシングル女性―コモロ諸島もにおける越境と出産の選択;ケニアの新憲法とキプシギスのシングルマザーの現在)
多様な「シングル」の在り方を、世界中の様々な社会の事例からみていくシリーズ。本巻では、個人を制度や法、慣習などによって規定しようとする社会の環境からはみ出た、あるいは自ら脱した人びとに注目する。
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「ひとりでいる」とはどういうことか。世界中のさまざまな社会の事例から、多様な「シングル」の在り方を見る。