[BOOKデータベースより]
ひとりでいることはきゅうくつじゃない、自由だ―そう思って生きてきたノボル。あの日に起こった震災のせいで、日常が変わってしまった有田。デジカメを片時もはなさない有田の心の傷を知ったノボル、そして、クラスでういているノボルの心の悲しみに気づいた有田は…。第15回ちゅうでん児童文学賞大賞受賞。
[日販商品データベースより]ひねくれた性格でクラスでも浮き気味のノボルの家に、震災孤児として居候にきた有田。有田のPTSDや辛い被災体験に直面し、頑ななノボルの心も成長を遂げ、やがて固い友情が結ばれていく物語。
あの東日本大震災で孤児になった子って、どんな思いで成長していくのでしょうか。
里子として玉置家にやって来た有田君を想像したら、それだけでたまらない思いになりました。
どたばたあり、きらめきあり、驚きありの友情物語ですが、とても熱いものを感じました。
全てを失ってしまった子からすれば、みんなちっぽけなこだわりでいじいじしているように見えるのでしょうね。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】