[BOOKデータベースより]
「平成」の世も四半世紀。「ポスト冷戦」と軌を一にし、バブル崩壊と長きにわたる経済停滞を含みこむこの期間、日本の社会構造と社会意識はいかなる変遷をとげてきたのか―。政治、経済、地方‐中央関係、社会保障、教育、情報化、外国人政策、国際環境とナショナリズム…気鋭の論者たちが集い、白熱の議論を経て描く、新たなる現代史のすがた。さらなる政権交代以後も視野に収めた大増補版。
総説―「先延ばし」と「漏れ落ちた人びと」
政治―再生産される混迷と影響力を増す有権者
経済―「土建国家」型利益分配メカニズムの形成、定着、そして解体
地方と中央―「均衡ある発展」という建前の崩壊
社会保障―ネオリベラル化と普遍主義化のはざまで
教育―子ども・若者と「社会」とのつながりの変容
情報化―日本社会は情報化の夢を見るか
外国人―包摂型社会を経ない排除型社会で起きていること
国際環境とナショナリズム―「フォーマット化」と擬似冷戦体制
平成四半世紀、いったい何が変わり、何が変わらないままなのか。気鋭の論者たちが集い、白熱の議論を経て描く、新たなる現代史の姿。「経済」「外国人」の章を追加、さらなる政権交代以後も視野に収めた大増補版。
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平成四半世紀、何が変わり、何が変わらないままなのか。気鋭の書き手たちが描く、新たなる現代史。「経済」「外国人」の章を増補。