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- 戦後政治の叡智
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- 価格
- 1,012円(本体920円+税)
- 発行年月
- 2014年02月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784781650241
[BOOKデータベースより]
一介の学生に「共産党脅威論」を真正面から説いた吉田茂。佐藤栄作が「国会丑年会」で出した無理難題。初対面の挨拶で愛人の女優を紹介した園田直。昭和天皇の行幸御宿の隣で芸者を揚げた前尾繁三郎。田中角栄が静かに涙した、昭和六〇年の冬の朝の出来事―。戦後政治の表と裏を知りつくした「小沢一郎の懐刀」がその目で見た、偉大な政治家たちの人間力とその素顔。そして彼らの先見的な思想を振り返る。最終章では、かつて切磋琢磨した野中広務氏とともに、日本政治の在り方を考察する。
第1章 吉田茂と林讓治―偉大な先人が示した「政の道」(保利茂衆議院議長、怒る;私の故郷、青春、失態 ほか)
第2章 佐藤栄作と園田直―五五年体制を形作った「政の技」(人事の名人・佐藤栄作首相;国会運営の知恵者・園田直副議長 ほか)
第3章 前尾繁三郎―理知の人が示した「政の心」(議長受難政治を改革した前尾衆議院議長;就任二カ月で議長辞職の危機に ほか)
第4章 田中角栄―民衆の守護者が秘めし「政の情」(私と田中角栄との不思議な関係;前尾繁三郎を仰いだ田中角栄 ほか)
終章 いま解決すべき喫緊の課題―先人の知恵とともに新たな日本へ(野中広務氏に聞くこれからの対中外交;福島原発問題を解決し、東京五輪を新たな文明の出発点へ)
一介の学生に「共産党脅威論」を真正面から説いた吉田茂。佐藤栄作が「国会丑年会」で出した無理難題。初対面の挨拶で愛人の女優を紹介した園田直。昭和天皇の行幸御宿の隣で芸者を揚げた前尾繁三郎。田中角栄が涙した、ある冬の朝の出来事──。戦後政治の表と裏を知りつくす「小沢一郎の懐刀」が明かす、偉大な政治家たちの素顔とその先見的思想。そして最終章では、半世紀の恩讐を超え、野中広務氏とともに日本の未来を考える。
平野貞夫
1935年高知県出身。衆議院事務局に入局後、園田直衆院副議長や前尾繁三郎衆院議長の秘書などを歴任。ロッキード事件後の政治改革の実現に向け、当時衆院議院運営委員長だった小沢一郎氏を事務局幹部として政策立案や国会運営の面から支える。92年、衆院事務局を退職して参院議員に当選。以降自民党、新生党、新進党、自由党、民主党と一貫して小沢氏と行動をともにし、「小沢の知恵袋」「懐刀」と称された。現在は著述・論述活動で日本の議会政治の改革を訴えている。
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