- 新・平家物語 1
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- 価格
- 737円(本体670円+税)
- 発行年月
- 2014年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101154701
[BOOKデータベースより]
時は平安時代末、己の利益のみを考え、民衆の心を省みない公卿政治の退廃は、新しい勢力である武士の台頭を招いた。優れた武者であり、政治家でもある平清盛は大志を胸に秘め、武門の頂点へと登りつめていく…。清盛、源頼朝、義経、弁慶、静御前、後白河法皇。英雄、名将、豪傑、美女が入り乱れる全国民必読の大河小説、いよいよ開巻。閉塞した社会の中で、異例の出世を遂げる清盛を描く第一巻。
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ユーザーレビュー (3件、平均スコア:5)
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「おすすめ鎌倉・室町時代の本」レビューコメント
日本人のルーツを歴史の中で描いている名作。(hone/40代/男性)
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「おすすめ鎌倉・室町時代の本」レビューコメント
平家物語って鎌倉時代?と思う方もいるかと思います。厳密には鎌倉時代以前が主な舞台となりますが、原型である平家物語の成立が鎌倉時代とされていることや、鎌倉幕府の成立に深くかかわる人物たち、その礎となる出来事などが描かれているので、是非お勧めしたいと思います。著者の吉川栄治氏は『宮本武蔵』などでも有名ですが、これもかなりの大著です。とはいえ、名著の御多分に漏れず、面白いので読書好きならむしろうれしいところです。「読書はあまり。。。」という人でも、きっと面白さに引き込まれるのと思います。内容は基本的には「平家物語」そのもので歴史小説ではありますが、堅苦しさはなく、堅苦しさはなく、「新・〜」と銘打つように、著者独自の解釈だったり、文体だったり、原作(?)とは違った魅力が伝わってきます。鎌倉を紐解くうえで重要な「それ以前」を著者独自の感性で生き生きと描いています。(deco*cat/20代/男性)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
長編小説ですが、楽しく読み進められる。源平争乱がよくわかる。(popo/男性/40代)

ただ眼前の強烈な一欲に燃えていた。待っていた“時”である。時は平安時代末、己の利益のみを考え、民衆の心を省みない公卿政治の退廃は、新勢力である武士の台頭を招いた。優れた武者であり、政治家でもある平清盛は大志を胸に秘め、武門の頂点への道を登りつめていく……。清盛、源頼朝、義経、弁慶、静御前、後白河法皇。英雄、名将、豪傑、美女が入り乱れる全国民必読の大河小説、いよいよ開巻。閉塞した社会の中で、異例の出世を遂げる清盛を描く第一巻。