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[BOOKデータベースより]
一六〜一七世紀の東アジア海域は、多様なエスニシティをもつ人々が混在し、彼らの活動を通じて、モノやヒト、そして文化や情報が海をこえて運ばれた。そこでは平和的な交易や文化交流から、暴力的な紛争や戦争までが交錯し、交易と略奪、海商と海賊との境界もしばしば流動的であった。本書では「南蛮」「紅毛」「唐人」、そして彼らと接した「倭人」たちが残した証言を、さまざまな視角から多面的に論じることにより、東アジア海域における「紛争と交易の時代」のダイナミズムを描きだす。
序論―「交易と紛争の時代」東アジア海域
[日販商品データベースより]ムラカ王国の勃興―一五世紀初頭のムラユ海域をめぐる国際関係
一五四〇年代の東アジア海域と西欧式火器―朝鮮・双嶼・薩摩
堺商人日比屋と一六世紀半ばの対外貿易
ドイツ・ポルトガルに現存する戦国大名絵画史料
一六〜一七世紀のポルトガル人によるアジア奴隷貿易―ヴィクトリア・ディアスある中国人女性奴隷を追って
近世初期東アジア海域における情報伝達と言説生成―一六六五年オランダ船普陀山襲撃事件を中心に
清朝の台湾征服とオランダ東インド会社―施琅の「台湾返還」密議をめぐって
ポルトガル人のアジア交易ネットワークとアユタヤ
多様なエスニシティをもつ人々が混在した16〜17世紀の東アジア海域。「南蛮」「紅毛」「唐人」、そして彼らと接した「和人」たちの交流と競合を通じて、東アジア海域における「交易と紛争の時代」を描き出す。