[BOOKデータベースより]
「日本人は侮辱に価する民族」―。古く14世紀から、そう考えてきたという朝鮮半島。実は「日帝による植民地支配」が反日韓国の起源ではないのである。反日少女から転じて日本に帰化した著者ならではの視点で、多角的に「侮日」文化の歴史を掘り下げる。
第1章 言論弾圧国家としての韓国(私に対する政府・マスコミの言論封殺;政治的弾圧と社会的封殺の実情)
第2章 反日主義はどのように変遷してきたか(李承晩・軍人政権時代の反日主義;文民政権時代からの大変貌)
第3章 侮日観の伝統と華夷秩序の世界観(侮日観と中華主義;日本の征韓論と華夷秩序の破壊)
第4章 「血の一体性」の意識に基づく民俗感情(孝の貫徹と恨の民族;血縁主義社会の伝統と従軍慰安婦問題)
第5章 植民地化を絶対的な悪とする考えは間違っている(植民地化=悪のイデオロギー;生活者にとっての日本統治時代)
第6章 私はどのようにして反日から親日へ変わったのか(幼い頃の「日本体験」との出逢い;異文化間の壁w超えていく)
国交正常化以来最悪の事態に立ち至っている日韓関係。朴槿恵大統領の暴走は止まりません。伝統と現代、政治と文化が複雑に絡み合ったかの国の徹底した「反日」は、日本では「日帝による植民地支配」が根本となっていると考えられていますが、著者の呉善花さんは、そうではないと言います。古く14世紀から、朝鮮半島では「日本人は侮辱に価する民族」と考えられてきたのです。その起源は中華帝国周辺の諸民族を、文明の遅れた野蛮で侵略的な夷族と蔑視する古代以来の中華主義にあります。朝鮮半島は長らく中華帝国の属国としてあり、最後の王朝である李氏朝鮮は、自らこそ中華主義を正しく継承する唯一の国であると誇ってきました。韓国の「侮日観」はこの李氏朝鮮時代500年の間に根付いたものなのです。
2013年七月、親族の結婚式に出席するためソウル・仁川空港に到着したものの入国を拒否された著者も、かつては反日少女でしたが、転じて日本に帰化しました。そうした自らの体験を踏まえた独自の視点で、政治、経済、歴史、文化等、多角的に「侮日」文化を掘り下げる本書は、著者による反日韓国論の「総集編」となりました。
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