[BOOKデータベースより]
「ものごとはすべてリッチでなければならない」―資生堂初代社長・福原信三の言葉は、いまも受け継がれ、多くのアーティストを生み出す資生堂文化の礎となっている。本書では、文化や歴史に学びながら、音楽、美術、映画や舞台、生物や自然のなかに潜む、リッチなものを取り上げる。本来、日本人が持っていた見えないものをみる感性、美意識を取り戻すに、どうしたらいいのかを読み解く一冊。
第1章 文明は文化を駆逐する
第2章 日本の美意識とは何か
第3章 創造力は自然から誕生する
第4章 本物を知る
第5章 教養とは何か
第6章 見えないものをみる
リッチとは心の豊かさを表す。それをどれだけ体験できるかで、美意識は変化していく。本書では、本来、日本人が持っていた見えないものをみる感性、美意識を取り戻すにはどうしたらいいのかを読み解く。
「ものごとはすべてリッチでなければならない」。リッチとは心の豊かさを表す。それをどれだけ体験できるかで美意識は変化していく……。