- 情報社会の情念
-
クリエイティブの条件を問う
NHKブックス 1211
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784140912119
[BOOKデータベースより]
今日、優れた作品を生み出せるかどうかは、プラットフォームの設計・運営にかかっている。では、個人の創造性にもはや意味はないのか。すべてが必然的に計算された情報社会を乗りこえる鍵となる拡張現実の「負の力」を徹底吟味するなかで日本のコンテンツに潜む「情念」の表現形式を探り出す!「運営の思想」と「制作の思想」が交差する平面から、震災以後の日本社会でものを作ることの条件を問う、若き俊英、渾身のデビュー作登場。
はじめに―被災地の「平面」
第1章 「運営の思想」のユートピア(ソーシャルゲームの台頭;ソーシャルゲームへの視線 ほか)
第2章 「情報社会の球体」のなかで(「創造」の歴史;ビックデータ社会の「良き設計者」 ほか)
第3章 「運営の思想」と「制作の思想」(交差する「運営の思想」と「制作の思想」;プラットフォームが生み出す「創発」 ほか)
第4章 「負の拡張現実」と両義性(現代の「市街劇」?;仮想現実と拡張現実 ほか)
第5章 キャラクターの、呼び声(岡本太郎の拡張現実;テーマ展示の全貌 ほか)
おわりに―両義性の女神
プラットフォームがコンテンツを自動生成する現代で、創造性はどこにやどるのか。ソーシャルゲーム・ゲーミフィケーションからはじまり、岡本太郎・寺山修司までを召還しながら、「情念定型」という可能性に迫る。
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「いまやクリエイターは不要」なのか?プラットフォームがコンテンツを自動生成する現代にあって、創造性はどこにやどるのか。期待の俊英が震災以後のすべてのクリエイターに向けて問う、待望のデビュー作!