- 時代小説はゆく!
-
「なかま」の再発見
- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784562049721
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[BOOKデータベースより]
作家さんも絶賛する、これだけは読んでおきたい最強「時代小説」評論+読書案内。
序 時代小説は「なかま」の活躍するステージとなった
[日販商品データベースより]第1章 時代小説のなかの「現在」(ともにたたかう「なかま」が「共和国」―佐々木譲『婢伝五稜郭』;たたかいのなか、ひとりが、やがて無数となる―佐々木譲『黒頭巾旋風録』;料理をステージに「弱い者の民主主義」が生起する―高田郁『夏天の虹 みをつくし料理帖』 ほか)
第2章 新趣向×新愉楽をたしかめる最新書評(家族の暗黒を直視し、一歩前に踏みだす―宮部みゆき『桜ほうさら』;時代小説の荒野へ、異風を求め踏みいれる―佐伯泰英『異風者』;生命への執念たぎらせる、異端たちの果てぬ狂宴―山田風太郎『幕末妖人伝 時代短篇選集1』 ほか)
第3章 藤沢周平、井上ひさし、山本周五郎(人々の生活と感情がコラムに盛られた―『甘味辛味業界紙時代の藤沢周平』をめぐって;終わりの「橋」、始まりの「橋」―藤沢周平の「橋」をめぐって;海坂、または逆境のユートピア―時代小説でもっとも有名な藩の真実 ほか)
大衆文学は、独りでは生きられず「なかま」を求めねばならぬ者たちの文学である…。深い洞察と縦横無尽の切れ味で、時代小説がよくわかる。これだけは読んでおきたい、最強「時代小説」評論+読書案内。