トキメキ・図書館 ｐａｒｔ ６

講談社青い鳥文庫　２４３ー１８
絵の中の女の人　

講談社
服部千春　ほおのきソラ　

• 価格: 715円（本体650円＋税）
• 発行年月: 2013年12月
• 判型: Ｂ４０
• ISBN: 9784062853934

内容情報

[BOOKデータベースより]

宙たちといっしょに加賀ハウスを訪れた萌は、応接間の壁に飾られた絵を見て動けなくなってしまう。その絵に描かれた女性は、以前見かけた、雅に寄りそう着物姿の人だったのだ。「小夜さん」は雅のおじいさんの伯母で、戦前に若くして亡くなったという。彼女のうったえが聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語りはじめた―。小学中級から。

[日販商品データベースより]

萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。


萌のクラスに転校してきた加賀雅は、美人だけどタカビー。男子のみだったバスケ部に強引に入っちゃうし、無理やり図書委員になっちゃうし……。
そんな強気な雅が苦手な萌だが、雅によりそう着物姿の不思議な女性を何度か見かけていた。
ある日、忘れ物を届けに雅の家を訪れた萌は、壁に飾られた絵を見て、この人こそが着物姿の女性で、雅のおじいさんの伯母だったことを知る。
戦前に若くして亡くなったという小夜さんの絵から目をはなせなくなってしまった萌。その瞬間、
「……かえして。おねがい。かえして……。」という、かぼそい声を聞く。
かなしげな表情で萌に語りかけてくる小夜さんの想いとは？
声が聞こえることを打ち明けた萌に、雅のおじいさんは、小夜さんの話をぽつりぽつりと語り始めた−−。