- 共に生きるということ
-
be humane
100年インタビュー
- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2013年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784569782140
[BOOKデータベースより]
国連難民高等弁務官、国際協力機構理事長として人道支援・復興支援の現場で前例のない数々の難局を乗り越えてきた日々、貫いた信念とは?平和を築く「共存」の哲学、国際社会での日本の役割などを語る。
第1章 国連難民高等弁務官という仕事につくまで(子ども時代;アメリカに二度の留学;博士論文は満州事変をテーマに ほか)
第2章 難民救済という仕事(イラク・クルド難民支援;歴史を変えた決断;政治解決が遅れた支援 ほか)
第3章 復興支援を通して思うこと(開発援助にスピードを;格差とどう向き合うのか;共存のために ほか)
時代を切り開いてきた人の半生をたどり、思いや夢に迫るNHKBSの番組「100年インタビュー」の単行本化。今回は元国連難民高等弁務官で、現在国際協力機構特別顧問の緒方貞子さんのお話。▼父は外交官、曽祖父は犬養毅元首相という家に生まれ、アメリカや中国で幼少期を過ごす。大学卒業後、二度のアメリカ留学を果たし、結婚後は夫の仕事で大阪、ロンドンに住み、子育てをしながら、国際基督教大学の非常勤講師に。市川房枝の働きかけで国連公使として総会へ出席。その後、多国間外交の経験を積む。1991年、それまでヨーロッパの男性政治家が就いていた国連難民高等弁務官に初の女性、初の学者出身者で就任。冷戦集結後の宗教や民族間の対立が激化した10年間、世界中の難民支援を指揮した。その後、国際協力機構理事長として復興支援に尽力。▼前例のない難局を乗り越えてきた日々に貫いてきた信念、平和を築く哲学、国際社会での日本の役割を語る。























国連難民高等弁務官として難民支援を指揮しJICAで復興支援に尽力した著者が語る、現場で学んだこと、国際社会での今後の日本の役割。