[BOOKデータベースより]
国と地方の在り方を問い直す道州制は地方分権の突破口か。論議の変遷と現状、そして今後の展望。都道府県の財政破綻が引き金となる?道州制の全てがわかる!
第1章 これまでの道州制論議(道州制論議はいつから始まったのか;道と州の起源 ほか)
第2章 道州制になるとどう変わるのか(道州制の導入が唱えられる背景;都道府県はなくなるのか ほか)
第3章 海外ではどうなっているのか(日本のような単一国家と連邦制国家では大違い;州もいろいろ ほか)
第4章 道州制以外の選択肢はないのか(都道府県の誕生;都道府県体制の確立 ほか)
第5章 今後の展望(道州制は本当に実現するのか;二〇四〇年の地域社会は ほか)
国と地方の在り方を問い直す。道州制は地方分権の突破口か。道州制とは何かという基礎知識からメリット・デメリット、海外の道州制の現状、日本における今後の展望まで、道州制に関してまとめた1冊。
中央主権から地方分権というスローガンのもと、戦後何度も議論されてきた道州制。現在でも多くの政党がマニュフェストに道州制を謳っているにもかかわらず、道州制はなかなか進展しない。本書は地方自治に関してのエキスパートが、道州制の歴史的経緯から始まり、海外の状況も踏まえて道州制が抱える問題点を具体的、網羅的に解説する道州制バイブル。これ1冊で道州制の全てがわかる本。第一章これまでの道州制論議松下幸之助氏と道州制/やはり同床異夢?の道州制論議…/第二章道州制になるとどう変わるのか地域間格差はなくなるのか/東京はワシントンになるのか…/第三章海外ではどうなっているのか連邦制国家、ドイツ/イギリスは実は集権国家/欧州債務危機とスペインの存亡…/第四章道州制以外の選択肢はないのか明治、昭和、平成と続いた市町村合併/地方自治体はないといけないのか…/第五章今後の展望国会議員が地方分権に熱心なのはなぜ?/地方分権原理主義は市場原理主義と同根?…