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[BOOKデータベースより]
凶悪犯罪のたびにメディアで語られてきた「心の闇」。しかし現代の犯罪者は、ほんとうに「心の闇」をもっているのだろうか。むしろ彼らの心に「闇」がないことが問題なのではないか。私たちの心から「闇」が失われつつある。それこそが、現代の危機、心の危機をもたらしているとしたら?ラカン派の俊英が問う衝撃の評論。
第1章 「心の時代」とはどういう時代か
第2章 他者は近く、そして遠く
第3章 子どもの国のヰタ・セクスアリス
第4章 コンテンツなき身体、思考なき無意識
第5章 フォン・ハーゲンスのアートと「二つの死のあいだ」
第6章 精神分析の詩学―メタファーと心的空間
第7章 症状なき主体は彷徨う
第8章 エビデンスの光のなかで
《露出》の強制、それこそは、21世紀グローバル化時代の〈人間学〉が立ち向かう究極のテーマだ。人間は、すでに新しい歴史ステージにある。……亀山郁夫
80年代ニューアカを愛したひとに。90年代に育ったひとに。そして00年代にもの足りなかったひとに――つまりこれは僕たちのための本だ。……市川真人
凶悪犯罪のたびにメディアで語られてきた「心の闇」。
しかし現代の犯罪者は、ほんとうに「心の闇」をもっているのだろうか。
むしろ彼らの心に「闇」がないことが問題なのではないか。
私たちの心から「闇」が失われつつある。
それこそが、現代の危機、心の危機をもたらしているとしたら?
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犯罪のたび語られる「心の闇」。だがそれを失ったことこそ現代の危機ではないのか!?亀山郁夫、市川真人氏絶賛、衝撃の長篇評論。