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そのグローバル地域化と経営特質
森山書店 山崎敏夫
点
ドイツ企業経営研究へのアプローチ第1部 第2次大戦後の経済成長期における企業経営の展開(共同決定制度と労使関係の新しい展開;企業の集中とコンツェルン体制の新しい展開―大企業解体後の再結合、第3次企業集中運動との関連を中心として;アメリカ的管理方式・生産方式の導入とそのドイツ的展開―IE、ヒューマン・リレーションズおよびフォード・システム;アメリカの経営者教育・管理者教育の導入とその影響;大量市場への適応のためのアメリカ的方法の導入―マーケティング、PRおよびOR;事業構造の再編と管理機構の変革―事業部制組織の導入とそのドイツ的展開)第2部 1970年代から80年代末までの時期における企業経営の展開(減量合理化の展開とその特徴;生産システムの改革とその意義―ドイツ的生産モデルの追求とモジュール生産方式への道;企業集中の展開と事業構造の再編―第4次企業集中運動との関連を中心として;株主主権的経営、コーポレート・ガバナンスとそのドイツ的展開―企業経営の「アメリカ化」の再来とその影響;リストラクチャリングの新展開とその特徴;経営のグローバル化とその特徴;企業集中の今日的展開とその特徴―第5次企業集中運動との関連を中心として)ドイツ資本主義と企業経営
ドイツ的な経営の論理とは何か。戦後アメリカの企業経営の影響を強くうけるなかで、また1970年代以降の時期には「ジャパナイゼーション」と呼ばれる現象に典型的にみられるように日本の経営方式の影響が強まるなかで、さらに90年代以降における企業経営の「アメリカ化」の再来という現象のもとで、ドイツの企業経営にはいかなる変化がみられることになったのか。また、ドイツ的な経営の論理、価値基準は、「ライン型資本主義」や「調整された市場経済」などと呼ばれるような、資本主義的市場化の限界に対する独自の「調整的機能」を組み込んだ同国の資本主義モデルとどのような関連を持つものであるのか。戦後におけるドイツの企業経営のスタイル、経営の価値基準とは何か。こうした問題の考察をとおして、戦後当初から今日のグローバリゼーションと呼ばれる大きな変革の時代をも貫くドイツの企業経営の内実を明らかにすることが、重要な課題となってくる。 本書では、以上のような問題意識のもとに、経営学研究の立場に立って、また国際比較の視点に基づいて、第2次大戦後のドイツにおける企業経営の歴史的過程の考察を行っている。そこでは、戦後のドイツ企業の発展を市場と資本の世界的連鎖の拡大・深まりによるグローバル化のもとでのヨーロッパ化という「グローバル地域化」の動きとしてとらえ、こうした動きの特徴、それとも深い関連を持つ企業経営のあり方、特質の解明を試みている。
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
ドイツ企業経営研究へのアプローチ
[日販商品データベースより]第1部 第2次大戦後の経済成長期における企業経営の展開(共同決定制度と労使関係の新しい展開;企業の集中とコンツェルン体制の新しい展開―大企業解体後の再結合、第3次企業集中運動との関連を中心として;アメリカ的管理方式・生産方式の導入とそのドイツ的展開―IE、ヒューマン・リレーションズおよびフォード・システム;アメリカの経営者教育・管理者教育の導入とその影響;大量市場への適応のためのアメリカ的方法の導入―マーケティング、PRおよびOR;事業構造の再編と管理機構の変革―事業部制組織の導入とそのドイツ的展開)
第2部 1970年代から80年代末までの時期における企業経営の展開(減量合理化の展開とその特徴;生産システムの改革とその意義―ドイツ的生産モデルの追求とモジュール生産方式への道;企業集中の展開と事業構造の再編―第4次企業集中運動との関連を中心として;株主主権的経営、コーポレート・ガバナンスとそのドイツ的展開―企業経営の「アメリカ化」の再来とその影響;リストラクチャリングの新展開とその特徴;経営のグローバル化とその特徴;企業集中の今日的展開とその特徴―第5次企業集中運動との関連を中心として)
ドイツ資本主義と企業経営
ドイツ的な経営の論理とは何か。戦後アメリカの企業経営の影響を強くうけるなかで、また1970年代以降の時期には「ジャパナイゼーション」と呼ばれる現象に典型的にみられるように日本の経営方式の影響が強まるなかで、さらに90年代以降における企業経営の「アメリカ化」の再来という現象のもとで、ドイツの企業経営にはいかなる変化がみられることになったのか。また、ドイツ的な経営の論理、価値基準は、「ライン型資本主義」や「調整された市場経済」などと呼ばれるような、資本主義的市場化の限界に対する独自の「調整的機能」を組み込んだ同国の資本主義モデルとどのような関連を持つものであるのか。戦後におけるドイツの企業経営のスタイル、経営の価値基準とは何か。こうした問題の考察をとおして、戦後当初から今日のグローバリゼーションと呼ばれる大きな変革の時代をも貫くドイツの企業経営の内実を明らかにすることが、重要な課題となってくる。
本書では、以上のような問題意識のもとに、経営学研究の立場に立って、また国際比較の視点に基づいて、第2次大戦後のドイツにおける企業経営の歴史的過程の考察を行っている。そこでは、戦後のドイツ企業の発展を市場と資本の世界的連鎖の拡大・深まりによるグローバル化のもとでのヨーロッパ化という「グローバル地域化」の動きとしてとらえ、こうした動きの特徴、それとも深い関連を持つ企業経営のあり方、特質の解明を試みている。