[BOOKデータベースより]
生業と資源を捉える視点
第1部 環境変化と資源(資源としてのゴミの有用性:西アフリカ・ハウサ社会の飢饉と緑化技術;山地の文化地理学:チベット地域における標高帯利用の変化;線香粘結剤タブ粉のリソース・チェーン:日本と東南アジアの森林利用の相関;ニシンの移動に伴う漁夫の活動)
第2部 資源利用の戦略(「狩猟採集民」と森林の商品化:ボルネオ北部プナンの戦略的資源利用;農地林の利用と更新をめぐる農牧民の生計戦略:ナミビア農村のポリティカル・エコロジー;雨乞い儀礼を通じた家畜頭数と放牧域の調整:サーヘル東端の気候変動への対応;ラオス山村における出作り集落と家畜飼養)
第3部 資源と制度・政策(水資源管理と輸出蔬菜生産:ケニア中央部の小農による欧州向け契約栽培;ローカル・コモンズから森林利用者組織へ:ネパールの羊飼いにみる放牧地確保の戦術;「ローカル」な資源の探求:アメリカ・ケンタッキー州におけるローカルフード運動の勃興;資源の分配と社会的分業の展開:近代屋久島の林業と漁業)
地球上の各地に生きる人々が形成してきた人間−自然の相互関係を総合的に解明するシリーズ。本巻は「生業」をキーに、何が資源と見なされ、誰が資源にアクセスでき、資源の価値はどう変化してきたのか明らかにする。
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