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[BOOKデータベースより]
おぞましい時代がやってきた!甦る過去と猛る現在―。語ろうとして語りえない「虚の風景」を、至当の言葉で撃ちつらぬく、覚悟の書。
1 朝の廃墟
2 二〇一三年八月三十一日の講演について 死刑と新しいファシズム(塗りつぶしの手紙;これはなんなのだ;目的と意味、意義、本質 ほか)
3 なぜ毎日エベレストにのぼるのか―幻視と悩乱の日録
4 幻灯のファシズム―震災後のなにげない異様(オウムはわれわれ自身である―個をもみ消すカルトの構造;あらかじめファシズムの国;自己規制がつくり出す息苦しい社会)
5(過去・現在・近未来の闇―『青い花』の咲くところ;遠き過去の川から未来を眺める―工藤正廣さんとの交信;「悩みなおす」べき困難な時代―新訳『ドクトル・ジヴァゴ』考 ほか)
憲法破壊、国旗・国歌の強制、外国人排斥。おぞましい時代がやってきた。甦る過去と猛る現在…。語ろうとして語りえない「虚の風景」を至当の言葉で撃ちつらぬく、覚悟の書。巻頭に書き下ろし「朝の廃墟」を収載。
憲法破壊、国旗・国歌の強制、外国人排斥。今新たなファシズムの時代に、個として抵抗するための必読のテキスト。