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リトアニアの昔話ということで、興味を持ち手に取りました。
バルト三国のひとつリトアニアは、戦後東欧という括りの中にありましたが、最近は北欧の括りの中に入ることもあるやに聞きます。
このお話に出てくる「悪魔」は、邪悪なものというイメージよりは人間好きの優しい妖精のイメージに近いと感じました。
そこからも、トロルやトムテに近い感じがして、北欧っぽいかもという印象です。
さて貧乏な木こりの昼食のパンの欠片ををさらって帰った小さな悪魔を「なんて やつだ!・・・」と諫め、謝らせさらには木こりのために働いて来いという大きな悪魔たちの言葉に笑いました。
沼地を地主の許可をもらい麦畑に、木こりを手伝い変えていくページは見事です。
やっと収穫までこぎ着けたところで、意地悪地主の行いの敵をとってやる小さな悪魔のとんちの良さも痛快です。
最後の麦束の絵は驚きながらも笑いました。
読後リトアニアの「悪魔」観について調べてみたら、やはり人間と友好的な存在だそうで、リトアニアの家庭のあちこちに好運と幸福の象徴(しるし)として、小さな悪魔の彫像が置いてあるのだそうです。(アダム&デヴさん 50代・青森県 男の子12歳)
【情報提供・絵本ナビ】