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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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井沢ファン
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素晴らしい!
司馬遼太郎の「翔ぶが如く」なども読んでいたのである程度はわかっていたものの、別の角度から切り込んだこの本はやはり興味深い。もちろん50年前に出たこの巨匠達や歴史的事実を把握しているはずだが、さらに調べて推測する能力が素晴らしい。特に島津久光の考え方や生き様、小攘夷を達成するためには手段を択ばない長州藩の異常さなどを説明しているところはとても感心した。やはり井沢先生は素晴らしい。
[BOOKデータベースより]
第1章 明治維新まであと6年!一八六二年編―幕府を窮地に陥れた生麦事件と島津久光(幕末年代史編、前巻までの時代の流れ;国父・島津久光に「地ゴロ」と言い放った西郷隆盛の思惑;倒幕派藩士を説得に向かった西郷に対して久光が「爆発」したワケ ほか)
[日販商品データベースより]第2章 明治維新まであと5年!一八六三年編―“攘夷は不可能”を悟らせた薩英戦争と下関戦争(坂本龍馬の「船中八策」に影響を与えた横井小楠という大人物;公使館焼き討ちは「隠れ開国派」高杉晋作による“ガス抜き”だった!?;公使館焼き討ち実行犯が数か月後に留学した“謎” ほか)
第3章 明治維新まであと4年!一八六四年編―沖永良部島流罪の西郷赦免で歴史は動いた!(沖永良部島流罪で衰弱死寸前の西郷を救った現地役人の機転;虚無の中から西郷を立ち直らせ活路を開いた「敬天愛人」思想;「将軍家を支える雄藩連合」確立を目指した島津久光の思惑 ほか)
薩摩の覚醒が歴史を動かした!
幕末の雄藩、薩摩と長州。「禁門の変」以来、犬猿の仲であった両藩を坂本龍馬が仲介し、「薩長同盟」が成立したことはよく知られています。では、禁門の変以前の両藩の関係はどうだったのか? じつは大変良好な関係でした。それどころか、長州藩士・久坂玄瑞の働きで、「薩長同盟」は実質的に成立していたとさえいえます……。
20巻という節目を迎えた「幕末年代史編3」は、こんな驚くべき視点から始まります。では、そんな良好な関係がなぜ崩れてしまったのか? 「バカ殿」島津久光を国父に戴き、生麦事件そして薩英戦争を引き起こしながらも、「攘夷」の無謀さに目覚めた薩摩。一方、「そうせい侯」が攘夷派を抑えきれず、ついには「朝敵」の汚名を着ることにまでなってしまった長州。のちに明治維新の原動力となった両藩がまったく異なる道を歩んでいた1862年から64年までの激動の3年間に迫ります。
【編集担当からのおすすめ情報】
「高杉晋作が突然、逃避行に走った真意は?」「清河八郎が浪士組を結成できたのはなぜ?」「どうして長州藩はオモチャのような大砲で西欧列強と一戦交え用などと思ったの?」などなど、歴史ファンなら誰もが疑問に思う幕末の謎の数々を「逆説」で次々と解き明かしていく様は、じつに痛快。また、当時の貴重な写真や図版も、紙幅の許す限り掲載しています。こちらも必見です!