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[BOOKデータベースより]
絶望のなかで飯塚染子は禅の問答集『無門関』に向き合い、自分なりの思索をぶつけ、書を記した。時を経て、その書に慈雲尊者が、自らの思索を書き加える。時代を超えた奇蹟の「対話劇」、『鳥の空音』の、小説仕立ての現代語訳。
1 心訳『鳥の空音』―元禄の女性思想家、禅に挑む(「上巻」『無門関』第一〜一八則;「下巻」『無門関』第一九〜四八則 跋文1・2)
[日販商品データベースより]2 解説―『鳥の空音』の発見
3 『鳥の空音』校訂本文
この世に生きる意味はあるのか。
江戸中期、元禄を生きた、忘れられた文学者・思想家、飯塚染子を再発見する書。
絶望のなかで飯塚染子は禅の問答集『無門関』に向き合い、自分なりの思索をぶつけ、書を記した。時を経て、その書に慈雲尊者が、自らの思索を書き加える。
本書は、その時代を超えた奇蹟の深遠な「対話劇」『鳥の空音』を、小説仕立ての現代語訳で紹介するものである。
あわせて、解説、そして校訂本文も提供。
ここに、忘れられた元禄の女性文学者にして女性思想家である飯塚染子の復権を目指す。
文学史と思想史の永い眠りから覚めた飯塚染子が、現代人に向かって静謐で激越な言葉の数々を語りかける。