[BOOKデータベースより]
消息を絶った兄を連れ戻すために「免穢地」を出立した「エンノイア」。新興宗教教祖の娘として純粋培養された少女は、小さな町工場に勤める「泥人」の青年らとかかわることで少しずつ変わっていく…。多彩な作風で幅広い読者を持つ気鋭の作家・平山瑞穂が描き出す、異色のラブ・ストーリー。
[日販商品データベースより]はじめて王国を出た姫君は、天衝く塔が見下ろす雑踏の中、ひとりの工員と出会う。どこまでも純粋、かぎりなく繊細な、下町の恋物語。多彩な作風で支持を得る気鋭の作家が描き出す、異色のラブ・ストーリー。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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Monty23
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異世界ファンタジー化と思ったら・・・? LoveStory?
消息を絶った兄を連れ戻すために、はじめて王国を出た姫君は天衝く塔が見下ろす雑踏の中、ひとりの工員と出会う。
少女の育った環境は異世界とでもいうべきもの。『燃を入れ、保全していた』少女が食事をし、生活を楽しむ。状況を異世界の少女から再構築し、さらにその視点を破壊するという手法が妙に世界をエキゾチックに感じさせている。少女の視点からの見た現実世界の描写が凄まじい。ディティールの細かさが徹底しており恐怖さえ覚える。ミステリの高揚感とファンタジーの迷走観をおもわせる不思議な世界。
はじめて王国を出た姫君は、天を衝く塔が見下ろす雑踏の中、1人の工員と出会う。どこまでも純粋、かぎりなく繊細な、下町の恋物語。