- 週刊 金曜日 2023年 10/13号
-
週刊 金曜日
- 価格
- 600円(本体545円+税)
- 発売日
- 2023年10月13日
- 判型
- AB変
- JAN
- 4910229321038
- 雑誌コード
- 22932-10/13
目次
国の線引き否定し、全員救済に道開く画期的判決
水俣病国賠訴訟で全原告の症状認定●林 衛
【特 集】
相次ぐ精神科病院での虐待事件
滝山病院事件
精神疾患の当事者、藤井哲也さんと堀合悠一郎さんに聞く
「僕自身も虐待を受けていたかもしれない」
神出病院事件
兵庫県精神医療人権センター・高橋亮也さんが解説 発覚から3年、法人が初の謝罪表明
『ルポ・精神病棟』の大熊一夫さん(フリージャーナリスト)に聞く
本質は半世紀前から何も変わっていない!
「多様性」は謳うが「人権」「差別禁止」の文言なし
どんなもの? これからどうなる? 千葉県の多様性尊重条例案●吉永磨美
【提携連載企画】ダイキン視察でスマホまで禁じられた摂津市議団
PFOA濃度の公開求める意見書、摂津市議会が全会一致で可決●Tansa中川七海
大嘗祭への京都府知事参列の公費返還求める訴訟が結審
「天皇の宗教儀式への公的関与は政教分離に反し違憲」●平野次郎
きんようアンテナ
対馬市「核のごみ」問題、市長が文献調査受け入れ拒否●佐藤和雄
袴田事件再審は10月27日から公判12回、来年3月に結審●粟野仁雄
殺傷武器輸出に反対する市民集会で政府への批判続出●竪場勝司
瀬戸内法5
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■相次ぐ精神科病院での虐待事件
精神科病院での「患者虐待」が深刻だ。「滝山病院事件」は今春以来大手メディアで報道され注目を集めたが、他にもこれまで本誌で報じてきた「神出病院」、1980年代から今日まで続く「報徳会宇都宮病院」など、実は同様の事件が各地で頻発、中にはすでに発生以来数十年におよぶケースもあるのだ。今回は精神疾患の当事者やその支援者、ジャーナリストらの証言をもとに、その背景を探ってみた。
●【滝山病院事件】精神疾患の当事者藤井哲也さんと堀合悠一郎さんに聞く
「僕自身も虐待を受けていたかもしれない」
虐待事件の報道を受け、精神疾患の当事者たちはどういう思いでいるのか。相談が増えたという神奈川精神医療人権センター(KP)では、アンケートや見学などを通して病院との関係作りを行なっている。
●【神出病院事件】兵庫県精神医療人権センター高橋亮也さんが解説
発覚から3年、法人が初の謝罪表明
「患者同士にキスをさせる」「性器に塗ったジャムを別の男性患者に舐めさせる」「ベッドを逆さにして患者を閉じ込める」等の職員による虐待や暴行の実態が明らかになって3年。この8月に初めて、法人としての謝罪表明があったが……。
◆「弊害」指摘されても今度は3代目が理事長に就任/高橋亮也
●【事件の背景】『ルポ・精神病棟』の大熊一夫さん(フリージャーナリスト)に聞く
本質は半世紀前から何も変わっていない!
約50年前、外部の目から閉ざされた精神科病院の内情を、自らが精神病患者として入院することで取材した『朝日新聞』記者(当時)、大熊一夫さんは、今なお当時と同様の事件が相次ぐ状況をどのように見ているのか。