[BOOKデータベースより]
身の底に潜む土地と歳月の記憶。新宿、丸の内、日比谷公園、横浜、熱海、小樽、静岡、神戸、広島、長崎、東京駅…人生と対話する35の旅。
大久保通り―身の奥から浮かぶバス通り
国分寺街道―門だけが残っていた
丸の内―商店街にいるような
新宿―環状線の内と外
井ノ頭通り―玉蜀黍畑に飛びこんだ日
日比谷公園―ある年、ある時間の熱
都心の夜景―色彩のドラマの底に
箱根・精進ヶ池―最高地点から少し下って
京都市学校歴史博物館―ひんやりした冷気とともに
下田―忙しい港町〔ほか〕
身の底に潜む、土地と歳月の記憶…。老境に入ったベテラン作家が、自身ゆかりの土地を訪ねながら来し方をふり返り、自らの人生と対話する。懐かしさと希望に充ちた珠玉のエッセー。
老境に入ったベテラン作家が、自身のゆかりの土地を訪ねながら来し方をふり返り、自らの人生と対話する。懐かしさと希望に充ちた珠玉のエッセー。