- MILITARY CLASSICS (ミリタリー・クラシックス) 2022年 09月号
-
季刊 イカロス出版
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発売日
- 2022年07月21日
- 判型
- AB変
- JAN
- 4910184410921
- 雑誌コード
- 18441-09
内容説明
忘れ得ぬ戦いを今に蘇らせるミリタリー雑誌
目次
【CONTENTS】
[巻頭特集]
自走榴弾砲フンメル/ヴェスペと自走歩兵砲グリレ
フンメル/ヴェスペ/グリレ 名シーンセレクション
ヴェスペ クルスク戦車戦
フンメル ポーランド戦線
グリレH型 ノルマンディー戦線
これがフンメル/ヴェスペ/グリレだ!
ヴェスペ・フンメル・グリレの塗装とマーキング
フンメルのメカニズム
ヴェスペのメカニズム
グリレのメカニズム
ヴェスペとフンメルの開発経緯
グリレの開発経緯
フンメル/ヴェスペ/グリレ部隊の編制と運用
自走榴弾砲と自走重歩兵砲の戦術・戦法
巨砲を備えた鋼鉄の昆虫たち ドイツ自走砲の戦歴
ドイツ自走砲ランダムアクセス
ドイツ自走砲写真ギャラリー
[第二特集]
水上機母艦「瑞穂」「日進」
CG解説 水上機母艦「瑞穂」「日進」のメカニズム
日本海軍の水上機母艦建造計画
水上機母艦「瑞穂」「日進」の建造経緯
「瑞穂」「日進」運用と艦隊編制
水上機母艦「瑞穂」「日進」の戦闘記録
「瑞穂」「日進」と他の水上機母艦との比較
まけた側の良兵器集 「瑞穂」編
「瑞穂」「日進」の艦歴
「瑞穂」「日進」関連人物列伝
[連載・特別企画]
特殊作戦行動
萌えよ
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巻頭特集】
戦場を制圧する鋼鉄の火神
自走榴弾砲フンメル/ヴェスペと自走歩兵砲グリレ
ドイツ軍は第二次世界大戦前から大射程の榴弾砲の自走化を研究していたが、大戦序盤までには自走榴弾砲が本格的に配備されることはなかった。
しかし、東部戦線や北アフリカ戦線での熾烈な機甲戦で、装甲師団に配備する装甲化・自走化された榴弾砲が改めて必要と認識され、1942年初頭から2号戦車の車台にオープントップ式に10.5cm軽榴弾砲を搭載した自走榴弾砲ヴェスペの開発が開始された。
また42年中盤からは同様に3/4号自走砲車台に15cm榴弾砲を搭載した自走榴弾砲フンメルの開発が開始。
]いずれも43年に量産が開始されると、装甲師団の装甲砲兵連隊に配備され、43年7月のクルスク戦車戦で初陣し、終戦まで激戦を繰り広げた。
一方、歩兵を直接支援する15cm重歩兵砲に関しては、1号戦車と2号戦車の車台に同砲を搭載した自走重歩兵砲が開発されたが、使い勝手は決して良くなかった。
そのため、さらに車体の大きな38(t)戦車の車台に15cm重歩兵砲を搭載したのが自走重歩兵砲グリレで、こちらも43年から登場し、装甲師団や装甲擲弾兵師団の重歩兵砲中隊に配備されて東西戦線で戦った。
巻頭では、大きな砲火力と優れた機動力を生かして大きな活躍を見せた、ドイツ軍の代表的な自走砲、フンメル、ヴェスペ、グリレについて、メカニズム、戦歴、開発経緯、部隊編制や運用など多角的に解説していこう。
【第二特集】
多様な任務で活躍した高速・重武装の水上機母艦
水上機母艦「瑞穂」「日進」
日本海軍は昭和8年(1933年)頃から新造の水上機母艦3隻の研究を開始、そのうち2隻が昭和13年に千歳型水上機母艦「千歳」「千代田」として竣工、残る1隻の準同型艦が「瑞穂」として昭和14年に竣工した。
続く準同型艦は強行敷設艦として計画されたものの、結局水上機母艦として建造が進み、「日進」として進水するが、最終的には甲標的と水上機を多数運用する水上機母艦兼甲標的母艦として昭和17年2月に竣工した。
「瑞穂」はディーゼル機関を全面的に採用した実験的な艦であったが、なかなか不調が克服できなかった。
昭和17年前半には南方作戦で、水上機を運用して哨戒や直掩を行ったが、5月には撃沈され、菊花紋章が付く「軍艦」としては初の喪失艦となってしまった。
「日進」も同じディーゼル機関だったが