[BOOKデータベースより]
日本人なら知っておきたい!「信仰と芸術の源」としての富士。登録への長い道程を振り返り、文化遺産としての偉大な価値を再考する。
第1章 世界遺産への道のり(それは一本の電話から始まった;「世界遺産」とは何か ほか)
第2章 伝説を知っていますか(名前の由来は?;常陸国風土記伝説 ほか)
第3章 文学に見る富士山(富士を飛ぶ聖徳太子;『万葉集』のころから歌われていた ほか)
第4章 芸術の源としての富士(葛飾北斎の描いた奇想天外の構図;浮世絵の富士とジャポニズム ほか)
第5章 富士山は真の世界遺産たりえるか(「信仰や芸術」の源泉として;観光か、保護か ほか)
日本人なら知っておきたい、「信仰と芸術の源」としての富士。登録への長い道程を振り返り、文化遺産としての偉大な価値を再考する。2006年刊行「富士山が世界遺産になる日」を改題の上、大幅に加筆、再編集。
祝、富士山世界遺産。登録への道のりはどのようなものだったのか。併せて「文化としての富士」を徹底解説、富士山の魅力を解剖する。