[BOOKデータベースより]
原爆に対する海軍の対応、戦艦大和設計者の苦渋、ダレス機関との和平工作など、当事者の証言。
海軍反省会記録第三十八回 原爆投下―二〇倍の国力差が意味したもの
海軍反省会記録第三十九回 「盾」の軽視―造船から編制にまで共通する課題
海軍反省会記録第四十回 潜水艦戦の現実―いかに戦うか
海軍反省会記録第四十一回 続・潜水艦戦の現実―人を育てる
海軍反省会記録第四十二回 特攻の本質と終戦への影響
海軍反省会記録第四十三回 対米和平工作の実情
海軍反省会記録第四十四回 揺らぐ国策
「海軍反省会」全131回の内容をそのまま残すために発刊されている、『[証言録]海軍反省会』の第5巻。第38回から第44回までの議論が収録されている。主だった内容は、第38回において、日本海軍の原爆開発担当者だった三井再男大佐が広島原爆に関わる調査について発言している件。第39回において、戦艦大和設計担当者だった牧野茂技術大佐から、大和設計における苦渋に満ちた深い反省の念が語られる件。第43回における、駐独武官補佐官であった藤村義朗(義一)中佐が語る、ドイツ敗北後、混乱の中でアメリカ・ダレス機関との接触を続けた緊迫の空気などがあり、読みどころは数多い。巻末に、前記の三井再男氏が、原爆投下当日に広島市内で調査し、8月8日にまとめた資料、「八月六日広島空襲被害状況調査報告概要」を付す。
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131回にわたり行なわれた海軍OBの極秘会合・海軍反省会。その第38回から第44回までの議事録を再現する。