- 戦国大名の「外交」
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- 価格
- 1,980円(本体1,800円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062585590
[BOOKデータベースより]
戦国大名たちは合戦だけをしていたわけではない。和睦や軍事同盟、領土交渉という「外交」を、活発に行って戦国時代を生き抜かんとしていた。武田信玄、今川義元・北条氏康による名高い「甲駿相三国同盟」の成立の舞台裏をはじめ、文書と交渉者「取次」が飛び交う、外交の現場を生々しく描き出す。最新の戦国期研究の成果がここにある!
序章 戦国大名という「地域国家」
第1章 外交の作法
第2章 外交による国境再編
第3章 外交書状の作られ方
第4章 取次という外交官
第5章 外交の使者
第6章 外交の交渉ルート
第7章 独断で動く取次
第8章 取次に与えられた恩賞
終章 戦国大名外交の行く末
戦国大名たちは合戦だけをしていたわけではない。 和睦や軍事同盟、領土交渉という「外交」を、 活発に行って戦国時代を生き抜かんとしていた。 武田信玄・今川義元・北条氏康による 名高い「甲駿相三国同盟」の成立の舞台裏をはじめ、 文書と交渉者「取次」が飛び交う、 外交の現場を生々しく描き出す。 最新の戦国期研究の成果がここにある! (講談社選書メチエ)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
「外交」といっても外国ではありません。主に、武田氏をあつかっています。その領国「甲斐」の隣国である相模の北条氏、駿河の今川氏、また、その周辺国の徳川、織田、などと同盟や協力関係を構築することにより、いかにして自国の安全を担保するために腐心している姿がよくわかります。戦争は外交の最終手段といいますが、大名達も戦をしないにこしたことはないと、考えていたのでしょう。(回転しゃぶしゃぶ/男性/50代)
信玄・義元・氏康は「三国同盟」をいかに結んだか。領土、婚姻、援軍、調略…戦国時代のリアルな戦略の現場を、最新研究が活写する! 今川義元・武田信玄・北条氏康による「駿相甲三国同盟」や織田信長と徳川家康などをはじめ、戦国大名達の同盟があったことは、よく知られています。主権国家であった戦国大名たちによる、外交のたまものでした。最新の史料分析結果をもとに、大名たちによる外交の実相を描き出します。中世末期の列島の権力構造のあり方といった、大きな歴史学的視点をもちつつ、マニアックな戦国ファンの興味関心にもこたえます。