紳士の言い逃れ

文春文庫　つ１１ー１９

文藝春秋
土屋賢二　

• 価格: 583円（本体530円＋税）
• 発行年月: 2013年08月
• 判型: 文庫
• ISBN: 9784167588199

内容情報

[BOOKデータベースより]

わたしは転んだわけではありません。道端に自発的に横になったのです―。人類は生き延びるために火を使い、言語を作り、言い訳を発明したというツチヤ史観が炸裂！「人生最後の日」「もしも記者会見でこう言ったら」「わたしはただの錦鯉です」など、騙されるほうもおかしい年季の入った精緻なる弁解集！

孤の章（空白の時間；被害と人間性　ほか）
立の章（静かな反抗期；元教師、悠々自適を語る　ほか）
無の章（加齢による聴覚・視覚の発達；人生最後の日　ほか）
援の章（あなたも明日から大富豪；欲望の問題点　ほか）

[日販商品データベースより]

転んではいません。自発的に横になったのです



紳士は決してその身をドロで汚さない。「ハメられた男」「経験者の立場から」「わたしはただの錦鯉です」など怒濤の言い逃れ六〇篇。