- 命ひとつ
-
よく生きるヒント
小学館101新書 173
- 価格
- 792円(本体720円+税)
- 発行年月
- 2013年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784098251735
[BOOKデータベースより]
哲学者、俳人、仏教思想家である著者が、それぞれの視点から「生きることの意味」や「命とはなにか」について問いかける。松尾芭蕉や正岡子規の生き方と俳句、浄土真宗で「南無阿弥陀仏」という仏の名号を称えることの意味、古今の哲学者の死生観などを通じて、「何のために私はこの人生という不思議なところにきたのか」を考える。本書は、人生をただ生きるのでなく「よく生きる」ための新鮮なヒントに満ちている。
第1章 季節のコスモロジー(『おくの細道』におけるコスモロジー;一瞬に現れる永遠 ほか)
第2章 詩における言葉(言葉は宇宙から与えられた不思議な宝物;言葉の秘密を知る詩人 ほか)
第3章 言葉と人間(言葉は人間存在の根本条件;近すぎてわからない言葉の存在 ほか)
第4章 何のために私はこの人生へ来たのか(生かされている命を生きる;なぜ命は大切なのか ほか)
第5章 宇宙の季節に生きて(人間の根源は「生きたい」という願望;正岡子規と宗教 ほか)
ただ生きるのでなく、「よく生きる」
哲学者、仏教思想家、そして毎日俳壇選者の俳人として活躍する著者が、哲学、仏教、俳句それぞれの視点から「生きることの意味」や「命とは何か」について読者に問いかける一冊。
過去10年以上、日本では自殺者が年間3万人前後を記録しているが、私たちがこの宇宙の中で「生きている」ということそのものが、決して当たり前ではなく、途方もない不思議な謎であることに気づいてほしい、と著者は強調する。そして、松尾芭蕉や正岡子規の生き方と俳句、浄土真宗で「南無阿弥陀仏」という仏の名号を称えることの意味、古今の哲学者の死生観などを語りながら、「何のために私はこの人生という不思議なところに来たのか」をもう一度考えることの大切さを訴える。
悩める人、失意の人にただ「頑張れ」と背中を押すのではなく、人間存在の根源から生きることの大切さを一緒に考えていく本書は、人生をただ生きるのでなく「よく生きる」ための新鮮なヒントに満ちている。
【編集担当からのおすすめ情報】
本書は、人生を楽しく過ごすためのハウツー本ではありません。宇宙という大きなひとつの命の中の一員としてよりよく生きることの大切さを、もう一度深く考えていただく一冊です。同時に、哲学、仏教、俳句それぞれの分野で活躍する著者ならではの、古今東西の幅広い知識が凝縮された読み応えのある内容です。
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