[BOOKデータベースより]
この忍者、やることなすことどじばっかり！読んで楽しい！読まれて楽しい！新たなユーモア絵本。
[日販商品データベースより]本書は、『れいぞうこ』や、『どっちのてにはいっているか？』など、秀逸なアイデアのボードブックを多数発表している新井洋行氏の創作絵本です。
『ツリーさん』『ごとんごとん ごー！』など、ベーシックでありながらも、新しい視点の作品を生み出し続ける新井さんが、新たに挑戦したのは、「忍者」がテーマの絵本。スマートな体型に鋭い眼光、黒装束に赤いマフラーという、渋い装いのクロヒョウ忍者「かげまる」が本作の主人公なのですが、ただの忍者ではありません。この忍者、実は見た目と違って「どじ」なんです！ ストーリー自体は、かげまると、フクロウ忍者の二人が、さらわれたお姫さまを助けに行く、といういたって王道な展開ですが、かげまるの見事なまでの「どじっぷり」が思わず笑いを誘います。絵本の「めくり」の面白さを最大限意識したつくりは、「ボケとツッコミ」のような軽妙なやりとりが表現されていて、笑いどころが満載。見た目だけはハードボイルドな忍者が、まじめな顔で次々にどじをかましていくギャップの面白さもあり、読み聞かせにもぴったり！ 親子で笑える、ユーモアたっぷりの絵本です。
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のマークが目印です。
黒装束で身を包み、額にはまっ赤なばってん印。赤いマフラーをたなびかせ、かげまるを従えて高いところに立つその姿はしびれるほどカッコイイ！その名もクロヒョウ忍者。「かげまるよ！ とらわれた姫をたすけにいくのじゃ！」二人が目指すのは、立派なお城の天守閣。空をひゅーんとひとっとび、忍法むささびの術。城を取り囲むお堀には、忍法すいとんの術。さらにみずぐもの術、必殺まきびし、火遁の術。次々に繰り出される忍術にほれぼれ。さすがはクロヒョウ忍者…ん！？なんだかおかしなことになっているみたい？むささびの術では強い風に吹き飛ばされ、すいとんの術では大きなサメに襲われて。やっとのことで囚われの姫を助け出そうとすると、敵まで一緒に吊り上げて…。このクロヒョウ忍者、どうやらやることなすこと「どじ」ばっかり！筋金入りの「どじ忍者」なのです。せっかく姫を助け出しても、自ら招いた困難に襲われっぱなし。イタタタ、アチチチ、もうだめだあ。もう、その見事などじっぷりには、思わず「あっぱれ！」の声しか出せません。こんな調子で無事にお城の外に逃げられるのでしょうか。新井洋行さんの新作は、スピーディーな展開が魅力、読めば読むほど笑いが止まらなくなる「痛快どじ忍者活劇絵本」！！そのどじっぷりをしっかりとご堪能あれ。
（絵本ナビ編集長 磯崎園子）
いいですよねー♪
何がどうとか考えないで、ただただ笑うだけ！
だって、“どじ”ですから（笑）
にんぽう○○のじゅつー ↑
ただし…
…えっ！？ ↓
と、アップダウンが続きます♪
このリズム♪このドタバタ感☆！
やっぱり“どじ”（笑）
ただし！
危機一髪すり抜けるところは、“どじ”とはいえ、さすがにんじゃだなーって思いました（笑）（しゅうくりぃむさん 40代・大阪府 女の子8歳）
【情報提供・絵本ナビ】