[BOOKデータベースより]
雑誌の立ち上げに高揚したのも束の間、集まらない原稿、五色の酒や吉原登楼の波紋、マスコミのバッシング…明治・大正を駆け抜けた平塚らいてう等同人たちの群像を、おなじ千駄木で地域雑誌『谷根千』を運営した著者が描く。
第1章 五人の若い女が集まって雑誌をつくること
第2章 いよいよ船出のとき
第3章 広告から見えてくる地域性
第4章 尾竹紅吉、あるいは後記の読み方
第5章 伊藤野枝の登場
第6章 『青鞜』の巣鴨時代
第7章 保持研の帰郷
第8章 『青鞜』の終焉
女性による女性のための雑誌『青鞜』の歩みを、平塚らいてうや伊藤野枝らの生き方とともに、また100年後に著者自身が営んだ地域雑誌『谷根千』を引合いにしながら丹念に追った意欲作。〈受賞情報〉紫式部文学賞(第24回)
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