尖閣諸島と沖縄

時代に翻弄される島の歴史と自然
沖縄大学地域研究所叢書　

芙蓉書房出版
沖縄大学地域研究所　

• 価格: 2,530円（本体2,300円＋税）
• 発行年月: 2013年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784829505885

内容情報

[BOOKデータベースより]

琉球、中国、日本は歴史的にどのように交流していたのか？尖閣周辺海域で行われていた戦前・戦後の漁業は？絶滅の危機にあるアホウドリはいま？国有化、中国公船の常駐、日台漁業協定締結…国家の駆け引きに縛られず沖縄が目指す道とは？３回の沖縄大学土曜教養講座と、石垣市で開催された沖縄大学移動市民大学の全記録。

第１部　琉球と中国、琉球と日本―近代の波濤にさらされる東アジア（中琉日関係史から見た尖閣諸島）
第２部　近代の洗礼を受ける沖縄の漁業―尖閣諸島への出漁と領土編入（沖縄近代漁業史から見た尖閣諸島）
第３部　日本・中国・台湾―東アジアの狭間に浮かぶ沖縄が目指す先には（尖閣諸島問題―沖縄からの視点；戦後の尖閣諸島における漁業　ほか）
第４部　アホウドリの住む島で―時代に翻弄される島のこれから（石垣ケーブルテレビニュース；尖閣諸島のアホウドリ　ほか）

[日販商品データベースより]

尖閣諸島は、国境住民の歴史的、文化的生活圏である。国有化、中国公船の常駐、日台漁業協定締結…。国家の駆け引きに縛られずに沖縄が目指す道とは。今起きている現実を、沖縄の視点で捉え直す。