[BOOKデータベースより]
火刑台の炎と消えたジャンヌは四〇〇年の歴史の闇を切り裂いて復活し、ヨーロッパの「普遍」という理念を懸けた戦場に立つ。聖俗を超えた少女のカリスマとその同時代性を明らかにする快著。
序章 ジャンヌをめぐる記憶の更新と変容(生誕六〇〇年祭;オルレアンの熱狂 ほか)
第1章 英仏の戦いとナショナリズムの萌芽(日本人が知らない英仏関係の実態;中世における英仏の確執 ほか)
第2章 ジェンダーの戦い(戦う女性たち;「小斧」ジャンヌ ほか)
第3章 宗教と政治の戦い(ジャンヌの聞いた「声」;「声」の謎と真の奇跡 ほか)
終章 お告げを聞いた二人の少女(ジャン・アヌイ『ひばり』;聖母マリアの場合 ほか)
中世異端裁判により火刑台の炎と消えたジャンヌは、400年の歴史の闇を切り裂いて復活し、ヨーロッパの「普遍」という理念を懸けた戦場に立つ。聖俗を超えた少女のカリスマとその同時代性を明らかにする快著。
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価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2021年02月発売】
異端裁判で火刑に処されたジャンヌは、近現代ヨーロッパ形成の場に呼び出されて復活する。聖女の同時代性を明らかにする快著。