[BOOKデータベースより]
社会経済活動に不可欠なインフラとなったブロードバンドの利用ルールを決定するのは、プロバイダか、利用者か、政府か。中立的なネットワークを実現するための環境整備について考える。
ブロードバンドの現状
FCCによる対処
ネットワーク中立性問題の本質
日本政府のアプローチ
通信品質への支払意思(実効品質改善:移動系vs.固定系)
利用者の品質リテラシー
プロバイダ市場の競争性(集計データによる分析:アンケートによる分析)
ネットワーク中立性問題の解決のために
本書はアメリカの議論をもとに、ネットワーク中立性の問題の本質と日本での検討の進み具合、さらに各個別の問題を分析し、ネットワーク中立性についての知識を深めるとともに、今後のあり方を提言する。本書の主張は次にある。市場メカニズムを重視する体制の下で政府が行うべきは、利用者の積極的関与を可能にするための環境整備である。
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