[BOOKデータベースより]
一年ほど前からそいつは京都の街に現れた。虫喰い穴のあいた旧制高校のマントに身を包み、かわいい狸のお面をつけ、困っている人々を次々と助ける、その名は「ぽんぽこ仮面」。彼が跡継ぎに目をつけたのが、仕事が終われば独身寮で缶ビールを飲みながら「将来お嫁さんを持ったら実現したいことリスト」を改訂して夜更かしをすることが唯一の趣味である、社会人二年目の小和田君。当然、小和田君は必死に断るのだが…。宵山で賑やかな京都を舞台に、ここから果てしなく長い冒険が始まる。
[日販商品データベースより]「何もしない、動かない」ことをモットーとする社会人2年目の小和田君。ある日「ぽんぽこ仮面」なる怪人から「跡を継げ」と言われるのだが…。朝日新聞連載を全面改稿、著者3年ぶりの長篇小説。
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