- あかいろうそく
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- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784577041222
内容情報
[BOOKデータベースより]
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29年の生涯に『ごんぎつね』『手ぶくろを買いに』などの多くの名作を残した童話作家、新美南吉。22歳のときに発表した、動物たちのほほえましいやり取りをユーモラスに描く名作、待望の復刊。4才ごろから。
[日販商品データベースより]1本のあかいろうそくを拾ったさる。さるの持ち帰ったあかいろうそくを花火だと思い込む山の動物たちは、なんとか火をつけようと奮闘するが…。微笑ましくも、愉快な南吉童話、待望の復刊。
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『ごんぎつね』や『てぶくろをかいに』など、誰もが知っている童話を数多く残した童話作家・新美南吉。2013年は新美南吉生誕100年の年でもあります。『あかいろうそく』は新美南吉の作品の中でも、ろうそくを花火だと勘違いする動物たちの姿や、花火は見たいけれど、火をつけるのを嫌がるやり取りがユーモアたっぷりに描かれていて、「隠れた名作」と呼ばれる作品のひとつです。鈴木寿雄さんの描く新美南吉の世界は、カラフルなページと、色を抑えたページが交互に表れ、不思議な味わいを感じさせてくれます。動物たちは無事、ろうそくに火をつけられるでしょうか?誰が、ろうそくに火をつけるのでしょうか?29歳という若さでこの世を去った新美南吉が、22歳の時に書いた作品です。
(絵本ナビライター 木村春子)
赤いろうそくを花火だと思い込む、という滑稽さ。
いざ、花火を打ち上げよう!となった時、着火に手間取る動物たちの
様子には思わず笑ってしまいました。
いつこれを「ろうそく」だと気付くのだろう?という余韻を残したまま、
お話は終わってしまいますが、動物たちの純粋なリアクションが、
どうしてここまでユーモラスに感じるのだろう?と思うぐらい、全体を通して
ほんわか、ほのぼの、思わずにんまり笑ってしまう展開がとっても良かったです。(どんぐりぼうやさん 40代・東京都 男の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】