- 学力幻想
-
- 価格
- 836円(本体760円+税)
- 発行年月
- 2013年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784480067197
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 聖者崇拝
-
価格:4,180円(本体3,800円+税)
【2025年03月発売】
- シティズンシップの教育思想
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2003年11月発売】
- 教育政治学を拓く
-
価格:3,190円(本体2,900円+税)
【2016年08月発売】
[BOOKデータベースより]
「ゆとり教育」は学力の低下や格差を招いたとして多くの批判にさらされた。だが歴史的に見れば、そうした教育政策の揺り戻しは、幾度となく繰り返されてきたお決まりの対立図式にすぎない。このような構図の背景にあるのが、私たちの学力なるものへの過剰なとらわれであり、「子ども中心主義」と「ポピュリズム」という二つの罠である。本書は、教育論議を呪縛する「学力幻想」を、その思想的背景を掘り下げることで相対化し、教育問題への新しいアプローチを提示する試みである。
序章 いま、なぜ「学力幻想」か?
[日販商品データベースより]第1章 学力問題をめぐる二つの罠―子ども中心主義の罠とポピュリズムの罠
第2章 子ども中心主義の罠―教えるということの公共性
第3章 ポピュリズムの罠―「みんなできる」という幻想
第4章 学力問題が再び政治化する
第5章 政治化する学力問題の最前線―一人の子どもも落ちこぼれさせない法律
第6章 学力幻想を超えて―カリキュラム・イノベーションの方へ
教育改革は、なぜ同じ失敗をくり返すのか。本書は、教育論議を呪縛する「学力幻想」を、その思想的背景を掘り下げることで相対化し、教育問題への新しいアプローチの提示を試みる。